【書評】サイクル・サイエンス ---自転車を科学する



サイクル・サイエンス ---自転車を科学する

ネットでたまたま目に付いたので図書館で借りてみました。




借りてみてまず驚いたのはその大きさ。


こんなにでかいですw


内容はアマゾンからコピペさせてもらいます。

自転車のすべてがわかる!
科学の最先端が解くメカニズム。
知れば知るほど興味が増し、自転車に乗ることがどんどん楽しくなる!
●自転車には驚くほどさまざまな科学的側面がある!
物理の基本法則の話から、技術のすばらしい話、さらに究極の効率性を実現した車体の話…。
バランスや安定性やハンドル操作にまつわる謎の話もあれば、空気力学についての明快な解説も!
●誰にでも読めるし、誰にでも役に立つ!
通勤や通学に自転車を使う人、サイクリングを趣味にする人、レースに勝ちたい人……
自転車に乗るすべての人に役立つ本!
●こんなことがわかる!
走っている自転車にはどんな力が加わるか?
自転車を漕ぐとどのくらいの力を生み出せるのか?
なぜ男性用と女性用の自転車があるのか?
究極のフレームの形とは?
フレームはどのくらいのエネルギーを吸収するのか?
ギアチェンジでどのくらい効率が上がるのか?
サスペンションは走行効率を大きく変えるのか?
マウンテンバイクにはなぜ極太のチューブが使われるのか?
プラズマは未来の自転車の素材になるか?
チェーンはどのくらい効率がよいのか?
ホイールの重さはどのくらい重要なのか?
張力のかかったスポークはホイールをどう支えるのか?
サイクリストを取り巻く気流はどうなっているのか?
エアロダイナミクスとパワーに最適なフォームとは?
エアロヘルメットの効果とは?
世界一速いライディングフォームとは?
自転車を漕ぐときの筋肉の動きは?
と、いう事でより理論的に自転車に乗りたい方にお薦めの内容です。

私が興味深かった部分を幾つか挙げると


ソールの素材で力の伝達率がこんなに違っていたり


やはり高価なホイールには意味があったり


乗車姿勢によってこんなに空気抵抗が違っていたりと

なんとなく感覚では理解している事も

実際に数字を見てみるとより実感が出来るようになりました。

3000円弱という価格が価格なので

よっぽど好きな人しか手を出さない商品かもしれませんが、

図書館なんかで借りられるなら一読してもよいかなと思います。